経理からコンサルへの転職がおすすめな3つの理由

経理からコンサルへの転職がおすすめな3つの理由

経理の知識を活かしてコンサルになりたい」、「でも自分に合うのか不安…

近年、経理からコンサルに転職する人が増えています。

コンサルは財務や会計の知識を使う場面も多いため、経理経験者が重宝されます。

一方で、自分に合ったコンサル会社を見つけないと後悔します。

本記事で詳しく解説します。

コンサル侍

僕自身27歳の時に完全未経験でコンサルに転職しました。当時辛かった実体験を以下の記事で解説しています↓

参考:コンサルの未経験中途はきつい?辛い?【27歳でコンサルになった僕が解説】

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目次

経理からコンサルへの転職がおすすめな3つの理由

経理からコンサルへの転職がおすすめな3つの理由とは

経理からコンサルへの転職がおすすめな理由は、以下の3点です。

  1. 経理の経験が活かせる
  2. 仕事の幅が広がって面白い
  3. 年収・キャリアアップ

経理の経験が活かせる

経理の経験は、コンサルになっても活かせます。

経理は自社の財務データの分析や予算管理を行います。

これに対してコンサルは、顧客企業の財務状況を分析し、経営戦略を立てます

このように、分析の対象が違うだけなのです。

経理の知識は、会計コンサルや業務コンサルなど、幅広い職種で活用できるため、転職時も有利に働きます。

仕事の幅が広がって面白い

経理からコンサルに転職した人がよく言う言葉。

それが「コンサルは仕事の幅が広い!」です。

経理は企業のお金を管理し、ミスなく適切に扱うことが仕事。

担当業務が決まっていることも多く、ルーチンワークが中心になりがちです。

一方でコンサルは違います

顧客ごとに異なる課題を解決するため、毎回、新しい視点やアプローチが求められます。

これが仕事の面白さにつながります。

例えば、コスト削減プロジェクトに携わる場合。

決算や数字の管理にとどまらず、どの業務にムダがあるのかを分析し、具体的な改善策を提案します。

このような新しいチャレンジを楽しみたい人には、コンサルはおすすめです。

年収・キャリアアップ

経理からコンサルへ転職すると、年収アップやキャリアの可能性が広がります

ハイレベルなスキルが身につく環境が整っており、成長の機会が豊富です。

またコンサル業界は経理職に比べて、年収も高めです。

未経験でも600万円以上。経験を積めば1000万円以上を目指せます。

大手の会計コンサルなら、30代前半で年収1,000万円超えは普通です。

未経験からコンサルは厳しいのでは?」と不安に思う方もいるかもしれません。

ただ、経理経験がある人材は、会計知識を持っているため即戦力になりやすいです。

経理から転職しやすいコンサルの種類

経理から転職しやすいコンサルの種類

コンサルと言っても種類があります。

経理からコンサルに転職するなら、以下の3つが候補になります。

  1. 会計コンサル
  2. ERPコンサル
  3. 業務コンサル

会計コンサル

会計コンサルは、経理の経験を活かせる仕事の1つです。

特に決算や財務分析の知識が求められるため経理の実務経験が活かせます

主な業務は、企業の財務状況を分析し、経営改善のアドバイスを行うこと。

数字の読み取りや財務報告の作成に慣れてる経理経験者は有利です。

例えば会計基準の変更支援プロジェクトでは、仕訳や財務諸表の作成経験を活かし、具体的なアドバイスをすることができます

そのため、経理の枠を超え、新しいフィールドで挑戦したい人にはおすすめです。

ERPコンサル

ERPコンサルは経理から転職しやすい職業です。

ERPとは、経理や会計を含む企業の基幹システムを指します。

そしてERPコンサルは、これら基幹システムの導入支援を行います

普通のITコンサルと異なり、財務や会計プロセスを理解した上で実務に即したアドバイスができるのが強みです

特にSAPなどの大手のERPシステムに詳しい人は、企業からのニーズも高く、知識を活かして活躍できます。

興味がある人は、ぜひチャレンジしてみてください。

業務コンサル

業務コンサルは、業務改善を通じて効率化を行います。

中には経理プロセスの見直しプロジェクトもあるため、経理出身者は検討を有利に進められます。

例えば、顧客企業が経費精算の処理に時間を要していたとします。

コンサルは、その原因が書類の多さなのか、承認フローが複雑すぎるのかなど分析します。

その後、分析結果に基づき、フローの改善や最適な経費生産システムの導入を行います。

このように経理での経験を活かしながら、新たな顧客に貢献できるのでおすすめです。

経理からコンサルに転職する方法

経理からコンサルに転職する方法

経理からコンサルに転職する際の重要なポイントを解説します。

  1. コンサル特化の転職エージェントを使う
  2. 会計の知識や経験のアピール
  3. 自分に合った企業を見つける

コンサル特化の転職エージェントを使う

確実にコンサルになりたいなら、コンサル特化の転職エージェントがおすすめです。

これらのエージェントは、コンサル会社と強いコネクションがあり、非公開の優良求人を多数抱えています。

またコンサル出身の担当者も多く、リアルなアドバイスがもらえるのも特徴です。

コンサル侍

僕が実際に使った中では「MyVision」の担当者がめちゃくちゃ良かったです!

完全無料で求人選びや、選考のアドバイス、企業との年収交渉まで行ってくれます。

ライバルに遅れを取らないよう、登録しておきましょう。

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会計の知識や経験のアピール

会計の知識や実務経験は、コンサル転職の際に大きな武器になります。

コンサルの仕事は、顧客の経営課題を解決することです。

特に会計は経営に直結するため、面接の際にも大きなアピール材料になります。

具体的には、月次決算や財務分析の経験があれば、顧客企業の財務戦略立案に貢献できます。

このように「転職後にどのようにその知識を活かせるか」を具体的に伝えることが重要です。

自分に合った企業を見つける

自分に合った企業を見つけることは、コンサル転職の成功の鍵です。

コンサルは、企業ごとに求めるスキルや働き方が異なります

例えば、中小企業向けの会計コンサルなら、経理経験をダイレクトに活かせます。

一方、ERPコンサルなら、SAPなどのシステム経験がないと難しいです。

その他にも外資系コンサルは成果主義が強く、高いパフォーマンスが求められます。ただその分、年収アップのチャンスも大きいです。

どの企業に入るかで、キャリアの方向性は大きく変わります

なので転職前にはしっかりと実態を調査し、転職エージェントにも相談するようにしましょう。

経理からコンサルに転職したい人のよくある質問

経理からコンサルへの転職に関するよくある質問にお答えします。

経理の資格はコンサル転職に役立つ?

経理の資格は、コンサル転職で有利になることが多いです。

例えば公認会計士(CPA)や簿記は、企業の財務状況を分析する際に役立ちます。その他には、税理士やUSCPAは、財務・税務コンサルティングの分野で高く評価されますし、IT関連のSAP認定資格もERPコンサルとして活かせます。

経理とコンサルの働き方の違いは?

経理は社内業務が中心です。決算や財務管理、税務対応など、ルーチンワークが多い傾向があります。毎月決まったタイミングで帳簿を締めたり、年末に向けて決算業務をこなしたりします。

一方、コンサルは顧客向けの仕事です。案件ごとに異なる課題を解決するため、業務の幅が広がるのが特徴です。またプロジェクトベースで働くため、繁忙期はまちまちです。

コンサルは何歳まで転職できる?

何歳でも転職は可能です。ただし、年齢によって転職の戦略が異なります。例えば、20代なら柔軟性と吸収力、30代なら専門性とプロジェクト経験、40代以上なら業界知見と人脈をアピールする必要があります。

参考:コンサルへの転職は何歳まで?年齢別の戦略とアピールポイント

まとめ:経理からコンサルへの転職はおすすめ

まとめ:経理からコンサルへの転職はおすすめ

本記事では、経理からコンサルへの転職がおすすめな理由や、転職しやすいコンサルの種類、具体的な転職方法について解説しました。

経理の経験を活かせるコンサル領域はいくつもあり、スキル次第でキャリアアップや年収アップも可能です。

興味がある方は、ぜひコンサル転職をキャリアの選択肢の1つとして検討してみてください。

コンサル侍

僕が27歳でコンサルに転職した時に使った転職テクニックは以下の記事で解説してます↓

参考:メーカーからコンサルに27歳未経験で転職した方法【実体験】

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この記事を書いた人

コンサル侍のアバター コンサル侍 ITコンサルタント

社会人4年目に完全未経験でメーカーからコンサルへの転職を成功させた、現役のITコンサルタント。
30代前半で年収1000万円達成。現在は会社の採用や教育活動にも従事。
本サイトでは、実体験に基づくコンサルの労働実態や転職方法に関する情報を発信。

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