「コンサルって普段どんな格好をしてるんだろう?」、「スーツのマナーが気になる…」
コンサルにとって服装は、顧客の第一印象を左右する大切な要素です。
もちろんスーツが一般的ではありますが、シーンに応じた服装選びが重要です。
本記事で詳しく解説します。
僕自身27歳の時にコンサルに転職しました。その時の生々しい実体験は以下の記事で解説しています。
参考:コンサルの中途は辛い?【27歳でコンサルになった僕が解説】
コンサルはどんなスーツを着ればいい?
スーツを着る際のポイントは以下です。
- 第一印象が良いスーツを意識
- 多いのは無地やネイビー色
- ベルトと靴の色を合わせる
第一印象が良いスーツを意識
見た目は、初対面の相手に与える印象に大きく影響します。
なので第一印象が良いスーツを選ぶのが大切です。
例えば、細身のダークネイビーのスーツは、シャープで頼りがいのある印象を与えます。
またスーツのサイズ感や形にも注意が必要です。
ぴったりと体に合ったスーツは清潔感を生み、相手に安心感を与えます。
このように相手に良い印象を与えられるようなスーツ選びを心掛けましょう。
多いのは無地やネイビー色
実際にコンサルに人気があるスーツは、無地やネイビー色のものです。
落ち着いたネイビーはプロフェッショナルで知的な印象を与えます。
またこれらのスーツは多くの場面に適しており、どのようなビジネスシーンでも使えます。
例えば、初対面の営業でも、最終報告の場でも相手に信頼感を与えます。
また、ファッションに興味がない人でも、ネイビーのスーツは無難に着こなすことができます。
「地味すぎるかな?」といった心配も不要です。
時計や靴などの小物で個性を出せば、独自の魅力を演出することもできます。
ベルトと靴の色を合わせる
ベルトと靴の色を合わせることは、スーツを着こなす基本の1つです。
この点を意識することで全体のコーディネートがまとまります。
例えば、茶色の靴を履く場合はベルトも茶色で合わせましょう。
逆にバラバラの色にすると、まとまりのない印象を相手に与えてしまいます。
コンサルのスーツ以外の服装
リモートワークの普及により、コンサルもスーツ以外の服装を着る機会が増えています。
具体的には以下を着る人が多い傾向にあります。
- カジュアルシャツ
- ポロシャツ
- 白Tシャツ
カジュアルシャツ
カジュアルシャツは、最も無難な選択肢です。
相手にかしこまった印象を与えつつも、着心地が良いため、適度にリラックスできます。
シンプルな白や淡い色のシャツもしくは、ストライプやチェック柄のシャツなど使い勝手良く、便利です。
ただし、ビジネスシーンで着用するので、派手な柄や過度にカラフルなものは避けましょう。
まただらしなさを感じさせないよう、しっかりアイロンをかけることも重要です。
ポロシャツ
ポロシャツもリモートワークの際の選択肢の1つとなっています。
ポロシャツは、堅苦しくない雰囲気を出しつつ、適度に上品な印象を与えます。
きれいめなデザインを選ぶことで、ビジネスシーンでも問題なく使用することができます。
夏場の暑い時期も快適な1日を過ごせるため、人気が高まっている服装の1つとなっています。
白Tシャツ
白Tシャツは一見カジュアルですが、最近では一般化が進みつつある服装です。
シンプルで清潔感があり、どんなスタイルにも合わせやすいのが特徴です。
例えば、白Tシャツの上にジャケットを羽織るだけで、スマートな印象を与えることができます。
顧客との大事な会議には向きませんが、普段の打ち合わせなどは白Tシャツで参加する人も増えつつあります。
スーツ以外に注意すべき身だしなみ
コンサルタントはスーツだけでなく、その他の身だしなみにも気を配る必要があります。
以下の3つのアイテムについて解説します。
- カバン
- 腕時計
- 靴
カバン
コンサルは外出する機会も多く、カバンは重要です。
最も無難な選択肢は手持ち型のカバンです。
きちんとした印象を与え、どんなビジネスシーンにもなじみます。
特に革製のブリーフケースはプロフェッショナルな印象を与えます。
一方で、最近ではリュックを選ぶ人も増えています。
リュックは両手が自由になり、荷物の重さが肩全体に分散されるため、通勤時に便利です。
特に電車やバスの移動が多い人には、リュックが適しています。
また見た目に関しても、最近のリュックはスーツに合うスマートなデザインのものが多く、ビジネスカジュアルとして受け入れられつつあります。
腕時計
腕時計はひと昔前よりは重要度が下がっています。
一方で目立ちすぎる時計は、変な印象を与えるため要注意です。
例えば、クラシックなデザインの腕時計やシンプルな文字盤のものが定番です。
また最近では、AppleWatchのようなスマートウォッチも増えています。
スマートウォッチは機能性が高く、多くのビジネスパーソンに支持されています。
メモやメールなど、時計以外の用途でも使えて便利です。
靴
靴はよく目につくため、重要なアイテムです。
ビジネスシーンでは、一般的に黒や茶色の革靴が基本となります。
これらの色はどんなスーツに合わせやすく、フォーマルな印象を与えます。
また質の良い革靴を選ぶと、長時間履いても疲れにくいのでおすすめです。
例えば、オックスフォードやダービータイプの靴は、スーツとの相性も抜群です。
もちろんスニーカーの方が楽ですが、ビジネスシーンにはそぐわないので革靴を選ぶようにしましょう。
コンサルのスーツや服装に関するよくある質問
コンサルの服装に関するよくある質問にお答えします。
スーツの柄や色に制限はある?
特に決まったルールはありません。ただし、無地やベーシックな色が定番です。具体的には、ネイビーやグレーのスーツは好印象を持たれやすい傾向があります。逆に大きなチェックやストライプは、カジュアルすぎる印象を与えることがあるので注意しましょう。
夏場でもジャケットやネクタイは必要?
ジャケットやネクタイの要否は、基本的に顧客や業界の慣習によります。例えば、金融業界の場合しっかりした服装が求められることが多いです。ただし、最近ではクールビズが普及しているため、ジャケットやネクタイが不要なケースも多いです。
女性コンサルの服装は?
女性コンサルも基本的にはプロフェッショナルな印象を与える服装が求められます。ビジネススーツ以外にもパンツスーツやスカートスーツを着る人もいます。またアクセサリーは控えめにするのが一般的です。派手すぎないデザインを選ぶことで、知的で洗練された印象を保ちましょう。
まとめ:コンサルはスーツ以外の服装もアリ
本記事では、コンサルのスーツの選び方やリモートワークでの服装、その他の身だしなみなどについて解説しました。
もちろんかしこまった服装も大事ですが、自分らしいスタイルを見つけると働きやすさが増します。
またコンサルはとても魅力的な仕事なので、興味がある人はぜひ転職先の候補の1つにしてみていただければと思います。
僕が27歳の時に完全未経験でコンサルに転職したノウハウは以下の記事で解説しています。
参考:27歳未経験でメーカーからコンサルに転職した方法【実体験】