「コンサルって高収入でカッコいい」、「でも家庭が壊れるってホント…?」
憧れる人も多い、人気の職業であるコンサルタント。
一方で、長時間労働や精神的なプレッシャーから、家庭崩壊のリスクがあるとも言われています。
本記事では、家庭崩壊に繋がる原因とその対策を解説します。
僕自身、27歳の時にコンサルに転職しました。転職後に辛かったことを以下の記事で公開しています↓
参考:コンサルの中途は辛い?使えない?【27歳でコンサルになった僕が解説】
コンサルが家庭崩壊する原因3選
結論、コンサルが皆、家庭崩壊するわけではありません。
僕自身もコンサルですが、家庭は円満です。
ただ、中には家庭崩壊するコンサルタントがいるのもまた事実です。
家庭が崩壊する人の原因は、主に以下の3つです。
- 長時間労働
- 仕事のプレッシャー
- 急な予定変更
長時間労働
長時間労働は、家庭を壊す要因になります。
コンサルは、プロジェクトの締め切りなどで日々時間に追われます。
その結果、家に帰る時間が遅くなり、家族と過ごす時間が取れなくなるケースも少なくありません。
朝早く出勤して深夜に帰る生活が続くと、家族との会話も少なくなります。
また子どもの学校行事に参加できない状況が続くと、家族との絆が薄れてしまうこともあります。
「仕事だから仕方ない」という意見もあります。
ただ家族の不満は確実に溜まるので、注意が必要です。
仕事のプレッシャー
コンサルの仕事はプレッシャーがあります。
顧客からの高い要求に応えるため、日々必死に考えて、取り組みます。
このプレッシャーが家庭に影響を及ぼすこともあるのです。
精神的な負担が大きいと、家に帰った後もリラックスできず、家族に強く当たってしまうこともあります。
家族のちょっとした声かけに苛立ってしまったり、つい感情的な言葉をぶつけてしまうこともあるでしょう。
このようなことの積み重ねが、家族との信頼関係を悪化させてしまうのです。
急な予定変更
コンサルの仕事は、急な予定変更が起きやすいです。
顧客から追加依頼を受けたり、メンバーの体調不良で仕事を引き取るなど、さまざまなケースがあります。
このような予定変更は、家庭にも影響します。
例えば、家族旅行の予定をキャンセルしなければならなくなったり、子どものイベントに参加できなくなるなど。
振り回された家族は、徐々に不満が溜まっていきます。
こうした状況を完全に避けることは難しいです。
ただ対策しないと、いずれ家庭崩壊へと繋がります。
コンサルが家庭崩壊しないための対策
家庭崩壊を防ぐためにのポイントは以下です。
- 家庭と仕事のバランスを取る
- ストレス解消法を見つける
- 家族とのイベントを作る
家庭と仕事のバランスを取る
家庭と仕事のバランスを取るためには、仕事の終了時間を決めることが重要です。
終業時間を設けることで、家族と過ごす時間を確保できます。
例えば、毎日19時には仕事を終えると決めて、夕食は必ず子供と家で食べるという人もいます。
その他には、週末は一切仕事をしないというルールを決めるのもいいでしょう。
「それじゃあ仕事が終わらない…」と感じる人もいるかもしれません。
ただ一度ルールを決めてしまえば、案外なんとかなるケースの方が多いものです。
ストレス解消法を見つける
ストレスの解消は、家庭を守るためにも非常に大切です。
ストレスを溜め込んでしまうと、仕事だけでなく、家庭にも悪影響が出ます。
例えば、スポーツなども良いでしょう。
ジョギングやテニスなど、体を動かすと自然とリフレッシュでき、頭の中も整理されやすくなります。
他には、ライブやコンサートに行くのも気分転換になります。
好きな音楽に触れることでモチベーションが向上したり、エネルギーをもらえたりするでしょう。
「でも、そんな時間は取れない」という声もあるかもしれません。
しかし、短時間のストレス解消でも十分に有効です。
例えば、1日の終わりに5分間だけ深呼吸やストレッチをしてみる。
それだけで気分が変わることがあります。
大切なのは、無理のない範囲で自分に合ったリフレッシュ方法を見つけることです。
家族とのイベントを作る
家族との定期イベントを作ることは有効です。
仕事が忙しい分、家族との時間を意識的に確保しないとすれ違いが生じます。
具体的には、みんなで映画を観に行ったり、旅行に行ったりするのがおすすめです。
映画や旅行を通じて、家族で共有できる思い出が増え、会話のきっかけにもなります。
またもっと小さなイベントでも大丈夫です。
例えば週に1回「一緒に夕食を作る日」を設定するのも良いでしょう。
いつもと違う、密度の濃い時間を過ごすことで、円満な家庭生活を送れます。
コンサルの家庭崩壊に関する声
コンサルの家庭崩壊に関する世間の声を集めました。
仕事が忙しい
仕事が忙しすぎて、家庭崩壊につながるという声が多く見られました。
育児との両立ができない
育児と仕事の両立で悩む人は多いです。
論理的すぎる
論理的思考はコンサルの職業病。
ただ家庭に持ち込むと喧嘩になるケースが多いようです。
コンサルの家庭崩壊に関するよくある質問
よくある質問にお答えします。
コンサルは離婚率が高いのですか?
結論、コンサルの離婚率が高いという明確なデータはありません。ただし、コンサルの働き方や生活スタイルによって、家庭に負担がかかることがあるのは事実です。長時間労働が多く、平日の夜は家族とほとんど過ごせない人もいます。その結果、離婚に至ってしまう人も少なからずいるのです。
コンサルが合わないのはどんな人?
①顧客ファーストで働けない人、②論理的に考えられない人、向上心がない人 はコンサルが合っていない可能性があります。
コンサルの辞めどきは?
主に、①ハードワークに疲れた時、②昇進が見えない時、③他にやりたいことができた時 が辞めどきと言えます。
まとめ:コンサルになるなら家庭崩壊には要注意
本記事では、コンサルが家庭崩壊する原因やその対策方法、実際の世の中の声などについて解説しました。
コンサル業界は家庭とのバランスを取るのが難しい側面があります。
ただ対策をしてうまく両立させている人もいます。
高年収など魅力も多いので、興味がある人はぜひ転職先の候補として検討してみてください。
僕も27歳の時に完全未経験でコンサルになりました。転職時に使ったテクニックを以下の記事で紹介しています↓
参考:メーカーからコンサルに27歳未経験で転職した方法【実体験】