「アクセンチュアは入りやすいってホント?」、「大量採用の実態を知りたい」
世界的なコンサルティング会社のアクセンチュア。
高年収でも知られ、就活ランキング常連の人気企業です。
そんなアクセンチュアですが、一部では「誰でも入れる」と言われています。
本記事では、実際の声を基にアクセンチュアへの転職の実態に迫ります。
アクセンチュアではありませんが、僕は27歳の時に完全未経験でコンサルに転職できました。具体的な転職方法について以下の記事で解説しています。
参考:27歳未経験でメーカーからコンサルに転職した方法【実体験】
アクセンチュアは誰でも入れる?中途大量採用の理由
結論、誰でも入れるわけではありませんが、昔より入りやすくなっているのは間違いありません。
アクセンチュアは、2015年〜2021年で社員数が3倍になっており、大量採用を行なっていることが分かります。
このように近年アクセンチュアが大量の転職者を採用している理由として、以下の2点が考えられます。
(※あくまで個人の見解です)
- DXブームによる需要増加
- 働き方改革の推進
DXブームによる需要増加
背景の1つとして、ITやDX(デジタルトランスフォーメーション)の盛り上がりがあります。
今ではどの企業もデジタル技術による企業変革、すなわちDXの対応に迫られています。
そんな中、知識や人手不足を補うため、コンサルの力を借りたいというニーズが高まってるのです。
アクセンチュアは元々SIerの側面もあり、ITコンサルに力を入れてきました。
そのため、特に顧客からの引き合いが増え、コンサルタントの数を大幅に増やす必要があるわけです。
このように、世の中でITやDXが盛り上がるほど、アクセンチュアの大量採用も加速されます。
働き方改革の推進
アクセンチュアは、独自の働き方改革「Project PRIDE」を推進しています。
参考:アクセンチュアHP
その中で、残業時間の低減も掲げています。
ただ急に仕事は減りません。
なので、多くの社員を雇って一人ひとりの労働時間を減らす必要があります。
このような背景もあり、中途社員の大量採用を行なっているのだと思われます。
「アクセンチュアは誰でも入れる?」に関する世間の声
アクセンチュアは誰でも入れるのかという疑問に対する、世間の声を集めました。
いくつかご紹介します。
第二新卒は入りやすい
第二新卒は比較的入りやすいと言われています。
第二新卒は伸び代と柔軟性があり、活躍するチャンスが多くあるためです。
実際に以下のような声が見られます。
IT出身者は入りやすい
IT出身者は、アクセンチュアに入りやすいです。
というのもアクセンチュア自体がシステム開発など、IT知識が必要なプロジェクトを多く受け持っているからです。
高学歴じゃなくても入りやすい
意外かもしれませんが、アクセンチュアは高学歴でなくても入れます。
学歴だけでなく、前職での実務経験やスキルが評価されれば十分に働けるチャンスがあります。
中途でアクセンチュアに入る方法
中途でアクセンチュアに入社したい人は、以下を心がけましょう。
- 前職との繋がりをアピール
- 自分だけの武器を見つける
- 働きたい熱意を伝える
またコンサル特化の転職エージェントを使うと一般公開されてない求人にも応募できます。おすすめはMyVision
前職との繋がりをアピール
転職において前職の経験が活かせることをアピールするのは重要です。
前職とのつながりを明確にすることで、あなた自身の価値を伝えることができます。
例えば、IT企業でプロジェクトマネージャーの経験がある場合、プロジェクト管理スキルやIT技術知見などのアピールが有効です。
そうすることで、アクセンチュアに転職後もDX系のプロジェクトで活躍できることが想像できます。
面接の際はできるだけ具体的なエピソードを交えてアピールするようにしましょう。
自分だけの武器を見つける
大量採用の中で埋もれないためには、他の社員と差別化が必要です。
例えば、
- 特定分野の専門知識
- 大規模プロジェクトのマネジメント経験
- しん組織立ち上げの経験 等
アクセンチュアでは、さまざまなプロジェクトが進められており、それぞれ求められるスキルも異なります。
そのため、自分だけが持っている強みをアピールすることが重要です。
「自分だけの強みなんてないよ…」
と思うかもしれませんが、諦めないでください。
一般的なスキルだとしても、あなたにしかないプロジェクト経験などと絡めて説明することで、十分武器になります。
まずはしっかり自己分析をして、自分の過去と向き合いましょう。
働きたい熱意を伝える
ないがしろにされがちですが、働きたい熱意を伝えるのは重要です。
企業が転職者の定着を図るために考慮するポイントの1つだからです。
例えば、面接では「なぜアクセンチュアを選んだのか」尋ねられることがあります。
その際には、給料や職種としての魅力だけでなく、アクセンチュアで実現したい将来ビジョンを具体的に語りましょう。
熱意をしっかり伝えることで、あなたが長く働き続ける意思があることが伝わります。
参考:27歳未経験でメーカーからコンサルに転職した方法【実体験】
「アクセンチュアは誰でも入れる」と思ってる人のよくある質問
アクセンチュアに関するよくある質問にお答えします。
アクセンチュアの転職難易度は?
アクセンチュアへの転職は、簡単ではありません。多様なプロジェクトに対応する高スキル人材が求められています。一方で大量採用を行なっている時期もあり、誰にでも転職のチャンスはあります。
アクセンチュアは入社後についていけない?
アクセンチュアが入社後についていくのが大変と思われている主な理由は、
- 激務で残業が多い
- 求められる成果のレベルが高い
- 英語力が求められる場合がある
など、です。具体的には以下の記事で解説しています。
アクセンチュアに学歴フィルターはある?
選考における学歴フィルターの有無は公開されていません。ただ難関大学以外から入社する人も少なくないので、あまり気にしすぎる必要はないと考えられます。
まとめ:アクセンチュアは誰でも入れるわけではない
本記事では、アクセンチュアの大量の中途採用の背景や世間の声、転職成功に向けたポイントなどについて解説しました。
アクセンチュアは転職のハードルが高いと思われがちですが、様々なバックグラウンドを持つ人に転職のチャンスがあります。
興味がある人は、ぜひ転職先の候補の1つとして検討してみてください。
僕が27歳の時に未経験でコンサルに転職して辛かったことは以下の記事にまとめています。参考にしてみてください。
参考:中途でコンサルは辛い?【27歳でコンサルになった僕が解説】