「最近コンサルがやけに人気だな…」、「一体なぜ…?」
多くの学生や社会人から注目を集めるコンサルという職業。
その人気の背景には、ビジネスや労働環境の変化があります。
なぜコンサルがこれほどまでに注目されるのか?
本記事で詳しく解説します。
僕自身27歳の時にコンサルに転職しました。転職して辛かった生々しいエピソードを以下の記事で公開してます↓
参考:コンサルの中途は辛い?使えない?【27歳でコンサルになった僕が解説】
コンサルの人気は異常?人気が高まってる理由
近年コンサルが人気を集めている理由は以下です。
- 企業ニーズの向上
- 職業の認知度向上
- DXなどの社会情勢
企業ニーズの向上
企業が抱える課題は年々複雑化しています。
これが、コンサルの需要が高まっている理由の1つです。
グローバル化の進展やSDGsなど、対応すべき課題が無数にあるのです。
もう1つ深刻なのが「人材不足」の課題です。
特に中小企業などは、優秀な人材を採用することが難しく、社員だけで業務を回すのが厳しくなっています。
このような背景から、コンサルタントという「外部のプロ」へのニーズが高まっているのです。
職業の認知度向上
一昔前までは「コンサルタント」という仕事は、全く普及していませんでした。
それがここ数年で状況は一変。
今では、多くの人がコンサルを目指しています。
コンサルのメディア露出も増え、「なんとなく高年収で活躍している人」というイメージは確立しつつあります。
また成功した経営者やリーダーの中でも、コンサル出身者が増えています。
コンサルが一般的なキャリア選択肢として認識されるようになったことは大きな変化です。
DXなどの社会情勢
DX(デジタルトランスフォーメーション)の進展により、コンサルという職業の人気は今後ますます高まる可能性があります。
DXに対応するためには専門的な知識やスキルが求められ、コンサルへのニーズが高まるからです。
例えば、企業がDXによる新たなビジネスを検討しているとします。
こうした際も、社内の社員だけでは経験や知識が不足しがちです。
そのため、コンサルが先端技術を調査したり、企業に合ったビジネス戦略の立案をサポートしたりするのです。
DXのような技術的な進化が続く限り、新たな課題が生まれ、それを解決するコンサルへのニーズは高まり続けるはずです。
コンサルの人気は異常じゃない → コンサルの魅力
コンサルが多くの人々を惹きつける理由は以下です。
- 年収が高い
- 成長できる環境
- やりがいがある
年収が高い
コンサルが人気な理由の1つは、高年収です。
コンサルはプロとして企業の複雑な課題を解決するため、高度なスキルや知識が求められます。
コンサルはその分、他の職種と比べて年収が高く設定されています。
例えば、新卒のコンサルタントでも、大手であれば年収500-600万円程度が一般的です。
また、経験を積むことによる昇給のスピードも早く、30代前半で1000万円を超えるケースも珍しくありません。
もちろんハードワークな側面もあります。
ただコンサルは努力が成果として報われる職業と言えるのです。
成長できる環境
コンサルは成長できる環境が整っています。
成長できる大きな理由は、仕事の多様さです。
プロジェクトによって、顧客の業界、課題、期間などが毎回異なります。
また多くのコンサル会社では、同時に複数のプロジェクトを担当します。
そのため、短期間でも幅広い知識と経験が身につくのです。
例えば、新規事業立ち上げプロジェクトに参加すれば、ゼロからビジネスを構築するプロセスを学べます。
一方、海外展開支援の案件では、グローバルな文化や法制度の違いを理解することもできるでしょう。
このような仕事の幅が、成長につながるのです。
やりがいがある
コンサルの仕事には、他の職業では味わえない「やりがい」があります。
特に顧客の課題解決に直接関わることができる点が魅力です。
顧客に寄り添って、課題を分析し、改善策を提案し、結果を出す。
うまく行った時には、顧客からも直接感謝され、達成感を感じることができます。
もちろん、「成果が出なかったらどうしよう…」というプレッシャーもあります。
しかし、それを乗り越えることで成長でき、結果的に大きな成功を収められるのです。
人気のコンサルに転職する方法
コンサルへの転職を成功させるためのポイントは以下です。
- コンサル特化の転職エージェントの活用
- 自分に合った会社を見つける
- 面接で強みをアピール
コンサル特化の転職エージェントの活用
コンサルへの転職を目指すなら、「コンサル特化の転職エージェント」の活用が近道です。
コンサル会社はピンキリです。
優秀な社員が集まるホワイト企業もあれば、毎日深夜まで働き続けるブラック企業もあります。
コンサル特化のエージェントは、各コンサル会社の生々しい実態を把握しています。
そのため、あなたのスキルや経験に合った求人をピンポイントで提案してくれます。
「転職くらい自分でできる」と思う人もいるかもしれません。
ただ、一般公開されていない非公開の優良求人も多いため、登録だけはしておくことをおすすめします。
人気どころの転職エージェントは以下です。
20-30代の人であれば、僕も実際に使った「MyVision
参考:MyVision(マイビジョン)を僕が使った体験談!コンサル特化転職エージェントの評判は?
自分に合った会社を見つける
自分に合ったコンサル会社を見つけるには、情報収集が欠かせません。
コンサル会社といっても、戦略系や総合系、IT系など様々な種類があります。
例えば、戦略系コンサルでは、経営視点や財務分析のスキルが求められます。
一方、IT特化のコンサルでは技術的な知見やデジタル分野の経験が重視されることが多いです。
自分に合った会社を見つけるためには、各コンサル会社の特徴を理解することが重要です。
そのため、公式HPや社員のインタビュー記事、口コミサイトなどを調べて、実態を把握する必要があります。
場合によっては、OB・OG訪問なども活用して、ブラック過ぎないかなど、実態を把握しましょう。
面接で強みをアピール
コンサルになるには転職時の強みのアピールも重要です。
ポイントは「転職後にどのように貢献できるか」、面接官にイメージさせることです。
- 「社内業務の作業時間を20%削減した経験がある」
- 「新規事業を立ち上げた経験がある」
- 「社内のDXを推進した」
など、コンサルでも活用できる経験やスキルをアピールしましょう。
あとは合格したら必ず転職するといった熱意を見せることで、合格の確率がグッとアップします。
コンサル人気は異常と思っている人のよくある疑問
コンサルの人気に関するよくある疑問にお答えします。
コンサルバブルはいつまで?
コンサルへの高いニーズはしばらく続くと考えられます。理由として、企業を取り巻く環境が今後より一層複雑化すると考えられるからです。DXやSDGsなど、様々な取り組みテーマが存在する限り、コンサルの専門性は不可欠です。
東大生にコンサルが人気なのはなぜ?
東大生の就活ランキングで、コンサルは常に上位にランクインしています。人気の理由は主に「成長機会の多さ」と「社会的価値」の2つです。東大生のような学びの姿勢を持つ人にとって、自分を高められる環境は重要視されます。また大企業のアドバイザーとして社会に与えるインパクトが大きい点も人気の理由です。
コンサルになるのは難しい?
コンサルは実は比較的、転職しやすいです。理由は、①汎用スキルが求められる、②前職の経験を活かしやすい、③需要の高まりによる人材不足 が挙げられます。
まとめ:コンサルの人気は異常ではなく、理由がある
本記事では、コンサルの人気の理由や魅力、転職の方法、そしてよくある疑問点について解説しました。
コンサルには向き不向きもありますが、専門知識や準備次第で誰でも挑戦できる職業です。
興味が出た人は、ぜひ転職先の候補の1つとして検討いただければと思います。
僕自身27歳の時に完全未経験でコンサルになりました。当時使った転職のテクニックを以下の記事で公開しています↓
参考:メーカーからコンサルに27歳未経験で転職した方法【実体験】