コンサル転職のWebテスト・筆記試験対策【種類と対策法】

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「コンサルの選考にWebテストがあるって聞いたけど、どんな問題が出るの?」「社会人になってから勉強していないけど、今から間に合う?」

コンサル転職では、書類選考と同じタイミングでWebテストを受けるケースが多くあります。

面接対策に意識が向きがちですが、Webテストで落ちると、面接で話す機会すらもらえません。

結論から言うと、Webテストは志望ファームのテスト形式を特定し、1冊の対策本を本番と同じ時間で繰り返せば、社会人でも十分に突破できます。

本記事では、コンサル転職で使われるWebテストの種類、ファーム別の傾向、具体的な対策法を解説します。

コンサル侍

僕は27歳でメーカーからコンサルに転職し、現在はシニアマネージャーとして採用にも関わっています!選考する側から見た「Webテストの位置づけ」もお伝えします。

参考:メーカーからコンサルに27歳未経験で転職した方法【実体験】

目次

コンサル転職にWebテストはある?

結論から言うと、多くのコンサルファームで、中途採用でもWebテストが課されます。

「新卒の就活だけのもの」と思っていると、書類を出した直後に受検案内が届いて慌てることになります。

書類選考と同時期に受けることが多い

Webテストは、応募直後の書類選考と並行して受けるのが一般的です。

ファーム側からすると、面接に進む前の段階で、応募者の基礎的な能力を一度に確認できるからです。

例えば、転職エージェント経由で応募すると、「1週間以内に受検してください」と期限つきの案内が届くことがよくあります。仕事をしながらだと、案内が来てから対策を始めても間に合いません。

だからこそ、応募する前から対策を始めておくのが鉄則です。

面接に進むための「足切り」として使われる

Webテストは、高得点で加点されるものではなく、基準を下回った人を落とすためのものと考えましょう。

人気ファームには応募が集中するため、全員と面接することはできません。そこで、論理的思考力や数字に強いかといった基礎力を、Webテストで絞り込んでいるのです。

例えば、経歴は申し分ないのにテストの点数で落ちてしまうと、どれだけ面接対策をしていてもその力を見せる場がありません。

「通過できれば十分」だからこそ、確実に基準を超える準備が大切です。

コンサル侍

選考する側としては、Webテストの点数が高いからといって面接で有利になることはほとんどありません。あくまで「面接の席に着くための切符」だと考えてください。

コンサル転職で使われるWebテストの種類

コンサル転職でよく使われるWebテストは、主に次の4種類です。

テスト主な科目特徴
玉手箱計数・言語・英語・性格短時間で大量に解くスピード勝負
SPI言語・非言語・性格最も普及していて対策本も豊富
TG-WEB言語・計数・性格暗号や展開図など初見では解きにくい問題が多い
その他GAB・CAB・独自テストなどファームごとに形式が異なる

玉手箱

玉手箱は、同じ形式の問題を短時間で大量に解くテストで、外資系やコンサルでよく使われます。

問題そのものは難しくない一方で、制限時間が非常に短いのが特徴です。

例えば計数の「四則逆算」では、「□ × 0.25 = 30」の□を求めるような問題を、9分で50問解く形式が一般的です。1問あたりに使えるのは約10秒です。

玉手箱は、解き方よりも「時間内に解き切るスピード」を高める練習が対策の中心になります。

SPI

SPIは、日本で最も普及している適性検査で、日系の総合コンサルやシンクタンクで採用されています。

出題範囲は中学〜高校レベルの数学や国語が中心ですが、社会人になってから使っていない公式も多く含まれます。

例えば非言語では、推論・確率・損益算・速さの計算といった分野が出題されます。「やれば解ける」問題でも、解法を忘れていると時間内に解けません。

SPIは対策本が豊富なので、1冊を繰り返して解法を思い出すだけでも得点は大きく伸びます。

TG-WEB

TG-WEBは、初見では解き方が分からない問題が多い、難度の高いテストです。

特に「従来型」と呼ばれる形式では、暗号の解読や展開図など、他のテストでは見ない問題が出題されるからです。

例えば「ある法則で変換された文字列から元の単語を当てる」といった問題は、パターンを知っていれば数十秒で解けますが、知らなければ手も足も出ません。

TG-WEBは、志望ファームで使われると分かった時点で、専用の対策本で問題パターンを覚えておくことが必須です。

その他(GAB・CAB・独自テスト)

上記のほかにも、GAB・CABや、ファーム独自の筆記試験を課すところがあります。

GABは長文読解や図表の読み取り、CABは暗算や法則性などIT職向けの問題が中心で、どちらも玉手箱と同じ会社が提供しています。

例えば、英語の読解や論理問題など、ファーム独自の形式を課すところもあり、市販の対策本だけでは予想しにくいのが実情です。

独自形式のファームを受けるときは、過去の出題形式を転職エージェントに確認するのが確実です。

ファーム別のWebテストの傾向とボーダー

結論から言うと、どのテストが出るかはファームによって異なるため、志望先の傾向を先に知っておくことが大切です。

主要ファームで使われているテスト

主要ファームで使われているとされるテストは、次のとおりです。

ファーム使われているとされるテスト
デロイト トーマツ コンサルティングTG-WEB
PwCコンサルティングTG-WEB
KPMGコンサルティング玉手箱
EYストラテジー・アンド・コンサルティング玉手箱またはSPI(情報が分かれる)
アクセンチュア玉手箱(テストセンター型のC-GABを含む)
アビームコンサルティングSPI
野村総合研究所SPI
ローランド・ベルガーTG-WEB

この表は、受験者の報告をもとにした傾向です。使われるテストは、年度や応募するポジションによって変わることがあります。

例えば、同じファームでも新卒と中途で形式が違うことや、経験者採用ではWebテストが省略されることもあります。

最終的には、応募前に「今年の中途選考では何が出ているか」を確認するのが確実です。

ボーダーの目安

ボーダーは公表されていませんが、戦略系は正答率90%前後、総合系は70〜80%程度が目安と言われています。

戦略系は応募者の数に対して採用人数が少なく、Webテストの段階で大きく絞り込む必要があるからです。

例えば、総合系なら「計数で数問取りこぼしても通過した」という声もありますが、戦略系では同じ出来で落ちることも珍しくありません。

戦略系を受けるなら、「ほぼ満点を取る」つもりで対策しておきましょう。

コンサル侍

ファームごとの最新の傾向は、受験者の情報が集まる転職エージェントが一番詳しいです。僕も転職のときは、受験前にエージェントに出題形式を確認していました。

参考:コンサル転職の難易度を解説【年齢別・領域別・外資/内資】

コンサル転職のWebテスト対策【基本の3ステップ】

Webテスト対策は、次の3ステップで進めるのが効率的です。

1. 志望ファームのテスト形式を特定する
2. 対策本を1冊に絞って繰り返す
3. 本番と同じ制限時間で解く

志望ファームのテスト形式を特定する

最初にやるべきことは、第一志望のファームでどのテストが出るかを特定することです。

玉手箱とTG-WEBでは問題の種類がまったく違うため、形式を間違えると対策にかけた時間がほとんど無駄になるからです。

例えば、SPIを必死に勉強していたのに、当日に初めてTG-WEBの暗号問題を見たという失敗は実際によくあります。ファームを複数受ける場合も、全部を同時に対策するのではなく、第一志望の形式から仕上げましょう。

「何を対策するか」を決めることが、忙しい社会人にとって一番の時短になります。

対策本を1冊に絞って繰り返す

形式が分かったら、そのテストの対策本を1冊だけ選び、3周を目安に解きましょう。

Webテストは出題パターンが決まっているため、何冊も手を出すより、1冊の解法を体に染み込ませる方が得点につながるからです。

例えば、1周目は解説を読みながら解き方を理解し、2周目は間違えた問題だけを解き直し、3周目で全問を通して解くという進め方がおすすめです。平日は1日30分、休日にまとめて解くペースなら、2〜3週間で一通り仕上がります。

対策本は「たくさんやる」より「同じ本を完璧にする」ことを意識してください。

本番と同じ制限時間で解く

仕上げは、スマホのタイマーで本番と同じ制限時間を設定して解く練習です。

特に玉手箱はWebテストの中でも時間が厳しく、「解ける」ことと「時間内に解ける」ことはまったく別物だからです。

例えば四則逆算なら1問10秒というペースを体で覚えておくと、本番で「この問題に時間をかけすぎている」と気づけるようになります。自宅受験型で使う電卓も、練習の段階から同じものを使いましょう。

時間を計って解く練習をしたかどうかで、本番の得点は大きく変わります。

コンサル侍

「志望ファームのテスト形式が分からない」という人は、コンサル特化の転職エージェントに聞いてしまうのが一番早いです。僕も使ったMyVisionは、ファームごとの選考の傾向に詳しいですよ。

ファーム別の選考対策を受けるなら:コンサル特化転職エージェントMyVision

参考:MyVision(マイビジョン)を僕が使った体験談!

コンサル転職のWebテストでよくある3つの失敗

実力があるのにWebテストで落ちてしまう人には、共通するパターンがあります。

1問にこだわって時間切れになる

最も多いのが、解けない問題に時間をかけすぎて、最後まで解き切れない失敗です。

Webテストは1問あたりの時間が短く、未回答が続くとそれだけで大きく得点を落とすからです。

例えば、「あと少しで解けそう」と1問に1分かけると、その間に解けたはずの問題を数問失うことになります。本番では「30秒考えて分からなければ次へ」など、自分なりの切り上げルールを決めておきましょう。

「解ける問題を確実に取る」ことを優先すれば、得点は安定します。

性格検査で理想の人物像を演じる

性格検査では、「コンサルらしい人」を演じようとして回答がぶれると、かえって評価を下げることがあります。

性格検査は、似た質問を表現を変えて何度も聞くことで、回答の一貫性も確かめているからです。

例えば、ある質問では「一人で黙々と進めるのが好き」と答え、別の質問では「チームを引っ張るのが得意」と答えると、矛盾した回答として扱われる可能性があります。

性格検査は取り繕わず、直感で素直に答えるのが一番の対策です。

受験環境の準備を怠る

意外と多いのが、自宅受験の環境を整えずに受けて、実力を出し切れない失敗です。

自宅受験型のWebテストは一度始めると中断できず、通信トラブルや着信で集中が切れてもやり直しがきかないからです。

例えば、仕事の合間にノートPCで受けて、途中で社用チャットの通知に気を取られたという話はよく聞きます。電卓、筆記用具、安定した通信環境をそろえ、通知をすべて切ってから受験しましょう。

「休日の午前中に、自宅で集中して受ける」と決めておくだけで、本来の力を出しやすくなります。

コンサル侍

社会人の転職活動は、本業との両立が一番大変です。僕も平日の夜に受けようとして、疲れで計算ミスを連発したことがあります。。。

参考:コンサルの未経験中途はきつい?辛い?【27歳でコンサルになった僕が解説】

コンサル転職のWebテストのよくある質問

コンサル転職のWebテストについて、よく寄せられる質問にお答えします。

Webテストの対策期間はどれくらい必要?

目安は2〜3週間です。対策本1冊を3周するだけでも、得点は大きく変わります。ただし戦略系を受ける場合や、数学に苦手意識がある場合は、1か月ほど余裕を見ておくと安心です。

社会人でも新卒と同じ基準で見られる?

テストの中身は新卒とほぼ同じですが、中途採用では経歴や面接の評価もあわせて判断されます。ただし、「社会人だから基準が甘くなる」とは考えず、新卒と同じように対策しておくのが安全です。

参考:コンサル転職は30代未経験でもいける?【35歳や37歳の転職方法】

Webテストで落ちたら、同じファームに再応募できる?

多くのファームでは、一定の期間を空ければ再応募できます。ただし、必要な期間はファームによって異なるため、転職エージェントを通して確認しましょう。一度落ちるとしばらく受けられないこともあるので、第一志望は対策が仕上がってから応募するのがおすすめです。

まとめ:Webテストは「形式の特定」と「時間を計る練習」で突破できる

コンサル転職のWebテストは、面接に進むための足切りとして使われます。

主な種類は玉手箱・SPI・TG-WEBで、どれが出るかはファームによって異なります。

対策は「形式を特定する→対策本1冊を繰り返す→本番と同じ時間で解く」の3ステップが基本です。2〜3週間の準備で、社会人でも十分に通過できます。

コンサル侍

Webテストは、準備した分だけ素直に点数が伸びる選考です。通過したら、次はケース面接の対策に切り替えましょう!

参考:コンサルは面接で詰められる?【逆質問も紹介】

志望ファームのテスト形式や最新の選考傾向を知りたい方は、コンサル特化の転職エージェントに相談するのが近道です。

特に、僕も実際に使ったMyVisionは、Webテストから面接までファームごとの対策をサポートしてくれます

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この記事を書いた人

コンサル侍のアバター コンサル侍 ITコンサルタント

社会人4年目に完全未経験でメーカーからコンサルへの転職を成功させた、現役のITコンサルタント。
30代前半で年収1000万円達成。現在は会社の採用や教育活動にも従事。
本サイトでは、実体験に基づくコンサルの労働実態や転職方法に関する情報を発信。

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