PwCはやめとけと言われる意外な理由

PwCはやめとけと言われる意外な理由

人気のPwCが気になる」、「やめとけって声も聞くし、ちょっと不安…。」

世界的な大手コンサルティングファームのPwCコンサルティング。

若手からベテランまで、多くの人に転職のチャンスがある人気企業です。

一方でネット上では「激務で大変」、「辞める人が多い」など、ネガティブな噂もあります。

実態はどうなのか?本記事で詳しく解説します。

コンサル侍

僕自身27歳の時にコンサルに転職しました。当時辛かった実体験を以下の記事で公開しています↓

参考:コンサルの未経験中途はきつい?辛い?【27歳でコンサルになった僕が解説】

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目次

PwCはやめとけと言われる理由

PwCはやめとけと言われる理由

「PwCはやめとけ」と言われる主な理由は以下の3つです。

  • 激務
  • プレッシャーの高さ
  • 離職率の高さ

激務

PwCはしばしば激務と言われます。

これは主に「外資系コンサル=激務」というイメージが定着しているためです。

外資系コンサルは、企業から高い報酬をもらってコンサルティングを行うのが一般的です。

その分、期待される高い水準の成果物を出す必要があり、コンサルタントはハードワークが求められます。

実際の残業時間は諸説ありますが、一部では55.3時間と言われています。

このように決して楽な仕事ではないため、毎日定時で退社したい人には向かないでしょう。

プレッシャーの高さ

PwCで働く際の壁のひとつが、プレッシャーの高さだと言えます。

顧客が求める期待値は高く、短期間で高い成果が求められます

数億円規模の大きなプロジェクトも少なくはなく、その分プレッシャーも大きくなります。

このような環境は、成長欲が高い人にとってはむしろ望ましい環境とも言えます。

ただし、プレッシャーに耐えきれずに辞めていってしまう人もいるため、自分のストレス耐性も考慮の上、働き方を決めるのが良いでしょう。

離職率の高さ

外資系コンサル全般がそうですが、他業界と比べて離職率は高めです。

ざっくり言うと、5年以内に半分くらいの人が辞めるイメージです。

ただ辞める理由は、必ずしもネガティブなものばかりではありません。

より多くの経験を積むために転職したり、キャリアアップのために転職したりする人もいます。

そのため、離職率はあまり気にしすぎなくても良いでしょう。

PwCの口コミを検証(「やめとけ」は本当?)

PwCの口コミを検証(「やめとけ」は本当?)

PwCの実態を把握するため、気になる口コミを調査しました。

良い口コミ

PwCに関する良い口コミとして、以下が挙げられます。

任せる文化がある

PwCコンサルティングではすぐに自分が先頭に立つことを求められた。
任せっきりにするのではなく、成長のために適切に「任せる文化がある」点はPwCコンサルティングに転職して良かったと感じる点である。(引用:コンサルキャリア

教育・研修が充実している

多様なトレーニングプログラムやキャリア支援が提供されています。社員は、日々の業務を通じて専門的なスキルや知識を深めると同時に、定期的に行われる研修やワークショップで新しいスキルを習得する機会が与えられます。(引用:エンゲージ

やりがいがある

PwCでは、ここのパフォーマンスだけでなく、チームとしての成果が重視されます。プロジェクトごとに異なるバックグラウンドを持つメンバーが協力し合い、共に成果を上げるプロセスは非常にやりがいを感じさせてくれます。(引用:エンゲージ

悪い口コミ

PwCに関する悪い口コミとして、以下が挙げられます。

忙しい

プロジェクトが多岐にわたるため、人員配置やリソース管理が難しいことがあります。これにより、業務負担が増加し、過剰なプレッシャーを感じることもあります。(引用:エンゲージ

長期案件が多い

ITコンサルという職種もあるが長期案件が非常に多く、1年半~3年程度は同じ案件ということが多々ある。

長期案件の場合はクライアントとの距離も近くなり、様々な課題を打ち明けてくれるため長期案件こその良さもあるが、どうしても成長曲線が緩やかになってしまう。(引用:コンサルキャリア

職場の雰囲気がまちまち

職場の雰囲気は、部署によって大きく異なる。風通しが良く活気のある職場があれば、人間関係がドライで殺伐とした雰囲気の職場もある。(引用:コエシル

PwCへの転職方法

PwCへの転職方法

PwCはコンサルティング会社としては超一流です。

平均年収は1,316万円とも言われており、かなりの高級取りと言えます。

そんな人気のPwCへの転職方法を解説します。

  • コンサル特化の転職エージェントの利用
  • 選考対策をする
  • 他のコンサル会社も受ける

コンサル特化の転職エージェントの利用

近年、コンサル特化の転職エージェントの利用者が増えています。

そもそも転職エージェントとは、求人探しから、選考対策、最終的な企業との年収交渉まで、一連の転職活動を無料でサポートしてくれるサービスです。

中でもコンサル特化の転職エージェントは、コンサル会社と太いコネクションを有しており、優良の非公開求人を多数そろえています

大手のコンサル特化の転職エージェントは以下です↓

大手のコンサル特化転職エージェント
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→実績数No.1のコンサル特化エージェント

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コンサル侍

僕も実際にMyVision利用しましたが、志望しているコンサル会社の生々しい実態を教えてくれました↓

参考:MyVision(マイビジョン)を僕が使った体験談!コンサル特化転職エージェントの評判は?

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選考対策をする

PwCを受ける際は、それなりの選考対策が求められます。

というのも受ける部門によっては、ケース面接が行われることがあるからです。

ケース面接とは与えられた仮想のビジネス課題の解決方法などを問われる面接です。

具体的には例えば、「売上を2倍にする方法を考えてください」、「XXの市場規模を推計してください」といった感じです。

頭の回転の良さも必要ですが、それ以上に慣れが重要です。

そのため、事前に想定問題を考えたり、転職エージェントの方に対策してもらうのが良いでしょう。

他のコンサル会社も受ける

コンサル業界への転職を検討する場合、PwCだけに絞る必要はありません

むしろ他のコンサルも一緒に受けることをおすすめします。

例えば、アクセンチュアやデロイト、KPMGやEYなどの外資系コンサルは少なからず似たような働き方ができます。

それぞれ強みや特徴が異なるため、選考での印象を踏まえて自分に合った企業を受けるのが懸命です。

転職エージェントなどにも相談しながら、最適な会社を見つけましょう。

PwCはやめとけという人のよくある質問

PwCに関する質問にお答えします。

PwCは給料が高い?

PwCの役職別の給料は、アソシエイトは550万~800万円、シニアアソシエイトは650万~1,200万円、マネージャーは1,000万~1,600万円とも言われています(参考:Career Nexus)。一般的な日系企業と比べるとかなり高い部類と言えます。

PwCは中途で入ると厳しい?

中には厳しいと感じる人もいます。主な理由としては、求められる水準が高い、労働時間が長い、プレッシャーが大きいこと、などが挙げられます。ただ多くの転職者が活躍しているので、あまり気にしすぎる必要はないでしょう。

参考:PwCは中途で入ると厳しい?辛い?

他のコンサルと比べてどう?

PwCは会計事務所を母体とするいわゆる「BIG4」と呼ばれるくくりになります。BIG4の他の会社は、デロイトトーマツコンサルティング、EYストラテジー・アンド・コンサルティング、KPMGコンサルティングであり、これらの会社とは共通点も多いため、転職時に相性を確かめるのが良いでしょう。

まとめ:「PwCはやめとけ」という噂は気にしないでOK

まとめ:「PwCはやめとけ」という噂は気にしないでOK

本記事では、PwCが「やめとけ」と言われる理由や実際の口コミ、転職方法などについて解説しました。

もちろん向き不向きはありますが、キャリアアップにチャレンジしたい人にとっては大きなチャンスが広がっています。

興味がある方は、ぜひ転職先の候補として検討してみてください。

コンサル侍

僕が27歳の時にコンサル会社3社から内定を勝ち取った転職テクニックについては以下の記事で解説してます↓

参考:メーカーからコンサルに27歳未経験で転職した方法【実体験】

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この記事を書いた人

コンサル侍のアバター コンサル侍 ITコンサルタント

社会人4年目に完全未経験でメーカーからコンサルへの転職を成功させた、現役のITコンサルタント。
30代前半で年収1000万円達成。現在は会社の採用や教育活動にも従事。
本サイトでは、実体験に基づくコンサルの労働実態や転職方法に関する情報を発信。

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