「外資系コンサルにチャレンジしたい」、「ただ、やっていけるかな…」
高い給料で、華やかなイメージがある外資系コンサル。
一方で自分が向いているのか、不安に感じる人も少なくありません。
本記事では、外資系コンサルに向いている人の特徴を紹介します。
5つの特徴を紹介するので、適性がありそうか考えてみましょう。
僕自身、27歳の時に完全未経験でコンサルに転職しました。転職後に辛かった実体験を以下の記事に書いてます↓
参考:コンサルの中途は辛い?使えない?【27歳でコンサルになった僕が解説】
外資系コンサルに向いている人の特徴5選
外資系コンサルに向いている人は以下です。
- 挑戦心がある
- 成長欲がある
- 主体性がある
- 成果で評価されたい
- コミュニケーションを重視する
挑戦心がある
外資系コンサルには、挑戦心が必要です。
特に忙しい環境や難しいプロジェクトを楽しめる人は活躍できます。
外資系コンサルは、顧客からしばしば無茶な要求を受けます。
例えば「明日までに競合他社の分析をしてほしい」と言われることもあるでしょう。
そんな時も「やってやろう!」と前向きに捉えるマインドが大切なのです。
もちろん実際にはチームで取り組むため、一人で抱える心配はありません。
周りと連携しながら、大きな課題に挑戦できる人が向いているのです。
成長欲がある
外資系コンサルは、短期間で濃い経験を積むことができます。
そのため、「どんどん成長したい」と考えている人に向いています。
コンサルは多くのプロジェクトに携わるため、1つのプロジェクトが終われば、次は全く異なる業界や課題に取り組みます。
そのため、常に新しい知識やスキルを習得する必要があるのです。
主体性がある
外資系コンサルには、主体性が求められます。
理由は、自ら顧客の課題を特定し、解決へと導く必要があるからです。
多くの場合、顧客からは「経営戦略を立ててほしい」、「業務を効率化してほしい」といった、ざっくりした依頼が来ます。
なので自ら現場に乗り込んで、状況を把握したり、経営のデータを収集・分析して課題を特定したりする必要があります。
このように主体性を持って初めて、顧客から評価してもらえるのが外資系コンサルなのです。
成果で評価されたい
外資系コンサルは、しっかりと成果で評価される傾向があります。
売上が大きければ、その成果がボーナスに反映されたり、昇進につながったりします。
このように自分の努力が評価に直結するのは、外資系コンサルの魅力です。
日本企業でしばしば見られるような、上司との関係性で評価が決まることは少ないです。
そのため、成果主義に魅力を感じる人には、外資系コンサルはぴったりです。
コミュニケーションを重視する
一見、一匹狼に見える外資系コンサル。
実はコミュニケーションが重要です。
例えば、プロジェクトでは複数のメンバーと関わりながら、それぞれの専門性を生かして仕事を進めます。
また顧客と密にやり取りをして、課題を引き出し、解決へと導く必要もあります。
このように積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢が重要なのです。
外資系コンサルに向いている人の落とし穴
外資系コンサルに向いている人でも、以下の落とし穴に陥ることがあります。
- 転職活動で手を抜く
- 自分に合ってないコンサル会社に入る
転職活動で手を抜く
外資系コンサルを目指す人の多くは、スペックが高く、優秀です。
ただそれがゆえに「転職活動を頑張らなくても受かるだろう」と油断しがちです。
その結果、準備不足で思うように内定がもらえないケースも少なくありません。
外資系コンサルの選考は独特です。
時には「○○な会社の売り上げを上げるにはどうすればいいですか?」
といったケース問題とよばれる、問題が出されることもあります。
そのため、受ける会社の選考の傾向も把握した上で望むのが重要なのです。
「自分は大丈夫」といった思い込みをせず、転職活動にしっかり時間を割きましょう。
自分に合ってないコンサル会社に入る
優秀な人は複数の外資系コンサルから内定をもらうことがあります。
ただ、その中から自分に合った会社を選ぶのは難しいです。
あまり情報も出回っていないため、つい会社のブランドで決めてしまいがちです。
ただし、相性の悪い会社に入ってしまうと、モチベーションが保てなかったり、活躍できず、その後のキャリアに悪影響が出ます。
なので働いている人から直接話を聞いたり、転職エージェント経由で情報を集めるなど、必ず事前に調べましょう。
転職活動は受かるまでではなく、働くまでがゴールです。
外資系コンサルに転職する方法
外資系コンサルに転職するには、以下が重要です。
- コンサル特化の転職エージェントの活用
- アピールポイントの明確化
- 適切な年収交渉
コンサル特化の転職エージェントの活用
今では誰しもが使うようになった転職エージェント。
中でも「コンサル特化の転職エージェント」は、外資系コンサルを目指す人の強力な味方になります。
dodaやマイナビなどと違い、コンサル特化の転職エージェントは、コンサル業界の動向や各コンサル会社の状況を熟知しています。
- ホワイトかブラックか?
- 合格率はどのくらいか?
- どういう人が活躍しているか?
- どこまでの年収を目指せるか?
などなど。情報収集が格段に効率的になります。
自分に合わないコンサル会社に入って苦労しないためにも、無料登録はしておくことをおすすめします。
僕が調査した中でおすすめのエージェントは以下です。
僕自身「MyVision
アピールポイントの明確化
外資系コンサルに受かるのは、簡単ではありません。
なので、自分のアピールポイントを明確にしましょう。
例えば、「過去のプロジェクトで出した成果」をアピールするとします。
そのような場合は、
- 「売上を○○%向上させた」
- 「年間で○件のプロジェクトを受注した」
- 「○○人の大規模プロジェクトを成功させた」
など、実績を数値でわかりやすく示しましょう。
「自分にはアピールできる実績がない…」という人もいるかもしれません。
そのような場合も、取り組みの過程や成長意欲などのエピソードを語れば、相手に響きます。
準備を怠らず、自信を持ってアピールしましょう!
適切な年収交渉
外資系コンサルに転職する際は、年収交渉が重要です。
外資系コンサルは年功序列ではありません。
その人のスキルや経験に基づき年収が決まるため、転職時の年収交渉が特に重要なのです。
ただ、実際にどの程度の金額で交渉していいのか、わからないものです。
この点でも、コンサル特化の転職エージェントを活用できます。
業界の平均年収を踏まえつつ、あなたの代わりに適切な金額で交渉してくれます。
外資系コンサルに向いている人が気にするよくある質問
よくある質問にお答えします。
「外資系コンサルはやめとけ」と言われるのはなぜ?
そのように言われる主な理由としては、①激務過ぎる、②成果主義のプレッシャー、③小規模な案件がやれない といった点が挙げられます。しかし実際には魅力も多いので、あまり気にする必要はないでしょう。
外資系コンサルは激務?
大手の戦略系コンサルの平均残業は60.78時間というデータもあり、一般的な企業と比べると残業時間は多い傾向があります。
外資系コンサルの年収は?
平均年収が1000万円を越えているところが多く、出世してパートナーなどの役職になると年収2000万円や3000万円に到達する場合もあります。一般的な日系企業と比べると年収はかなり高いと言えます。
まとめ:外資系コンサルに向いている人は案外いる
本記事では、外資系コンサルに向いている人の特徴や注意すべきポイント、転職方法などについて解説しました。
外資系コンサルには向き不向きがあります。
ただ大きな仕事に携われて高年収な魅力ある仕事です。
興味を持たれた方は、ぜひ転職にチャレンジだけでもしてみてはいかがでしょうか。
僕も27歳の時に完全未経験からコンサルになれました。当時使った転職テクニックを以下の記事で紹介しています↓
参考:メーカーからコンサルに27歳未経験で転職した方法【実体験】