「atカーニーってクビになるの？」、「外資コンサルの実態が気になる…」
外資系コンサルファームのatカーニーは、高年収と実力が付く成長機会で多くの転職者の注目を集めています。
一方、「半年でクビになる」という噂も見られ、不安を感じる人もいるかと思います。
実態はどうなのか？本記事で詳しく解説します。
コンサル侍僕自身27歳の時にコンサルに転職しました。転職直後に辛かった実体験を以下の記事で解説してます↓
参考：コンサルの未経験中途はきつい？辛い？【27歳でコンサルになった僕が解説】
atカーニーは半年でクビになる？
atカーニーにおけるクビの実態について解説します。
- 半年でクビになるケース
- クビに関する口コミ
- 他の外資系コンサルでもクビはある
半年でクビになるケース
結論として、atカーニーでは半年でクビになるケースもあります。
理由としては、同社では入社してすぐに成果を求められるためです。
多くの場合、atカーニーでは最初の6カ月は「試用期間」としてパフォーマンスが評価されます。
この期間で「コンサルタントとして十分な実力が見込めない」と判断された場合には、契約が打ち切られることも珍しくありません。
具体的には、プロジェクトで成果が出せず、先輩やマネージャーのサポートを受けても改善の兆しが見えない場合や、チーム内で周囲と協調できない場合には、契約終了となる可能性があります。
ただ、しっかりと努力を怠らず、前向きな姿勢を見せれば継続して働ける人も多いので、そこまで気にしすぎる必要はありません。
他の外資系コンサルでもクビはある
他の外資系コンサルでも「クビ」は珍しくはありません。
外資系コンサルファームでは、成果主義が根付いており、常にパフォーマンスが求められるからです。
例えば、マッキンゼーやボストンコンサルティング、ベイン&カンパニーなどといった他の有名ファームでも、パフォーマンス不足を理由に退職を促されるケースは珍しくありません。
実際にネット上ではこれらの会社において、「数ヶ月～1年で退職を勧められた」、「試用期間中に見極めがある」といった口コミも見られます。
ただしこれは裏を返せば、実力で真っ当に評価される会社ということです。
高い成果を出せる人は長く働くこともできますし、努力次第でキャリアアップも十分実現できます。
atカーニーでクビにならない方法
atカーニーで生き残るためには、次の3点が重要です。
- 主体的に動く
- 価値の出し方を考える
- 成果を上司にアピール
主体的に動く
主体的に動くことは、atカーニーで活躍し続けるためにとても重要です。
外資系コンサルでは、指示待ちの姿勢だと評価されないためです。
この業界では、周囲の期待を上回る行動が求められます。
例えば、上司から与えられたタスクをただこなすのではなく、自ら課題を発見し、解決策を提案する姿勢が求められます。
プロジェクトが進まないときにも「他にできることはないか」と積極的に動ける人ほど、信頼を得やすいです。
自分の仕事を増やすのは嫌だ、という人もいるかもしれません。
ただ、atカーニーでは多くの社員が自然とそのように働いているのです。
価値の出し方を考える
自分の強みを活かしてチームに貢献することは、atカーニーで生き残る上で重要です。
チームは多様なバックグラウンドを持つメンバーで構成され、それぞれが異なる価値を発揮します。
例えば、前職でIT職種に携わっていた人であれば、システム構成やデータ分析など、他のメンバーよりも詳しい分野があるはずです。
そのような目線で具体的な意見出しを行うことで、チームに新しい視点を加えることができます。
また、コミュニケーション力に自信がある方は、会議の進行や顧客調整をリードすることでチームに貢献できるでしょう。
中には「自分には強みがない」と感じる人もいるかと思いますが、誰しも何かしら得意なことや、培ってきた経験があるはずです。
他のメンバーと比較するのではなく、自分なりの提供価値を模索しましょう。
成果を上司にアピール
クビにならないためには、自分の成果をしっかりアピールすることも重要です。
どんなに頑張っても、上司に自分の貢献度が伝わらなければ評価はされません。
プロジェクトの中でどのような作業を担当し、価値を生み出したのか。
できるだけ、具体的な数字や成果物でアピールしましょう。
「そんなことしなくても、真面目に働いてれば認められるのでは？」と思うかもしれません。
しかし、外資系コンサルではこのような上司とのコミュニケーションも重視されます。
そのため、自己アピールができない人は評価されないのです。
atカーニーへの転職方法
atカーニーに転職する際のポイントは以下の3つです。
- コンサル特化の転職エージェントの利用
- ケース面接対策
- 他のコンサル会社も受ける
コンサル特化の転職エージェントの利用
atカーニーに転職したい人は、コンサル特化の転職エージェントを利用するのが近道です。
一般的な転職エージェントと違い、各コンサル会社に精通した担当者が選考をサポートしてくれます。
また非公開の優良求人枠も紹介してくれることがあるので、使わないとそれだけで機会損失につながります。
コンサル侍僕自身MyVisionというコンサル特化エージェントを使いましたが、コンサル会社の生々しい実態を事前に教えてもらえました笑↓
参考：MyVision(マイビジョン)を僕が使った体験談！コンサル特化転職エージェントの評判は？
迷ったら以下の大手のコンサル特化エージェントから選ぶのがおすすめです。
ケース面接対策
atカーニーの選考を突破するためには、ケース面接の対策も重要です。
ケース面接とは、与えられたビジネス課題に対して、短時間で仮説を立て、解決までのプロセスを説明する選考です。
例えば、市場規模を推計する問題や、クライアントの売上改善策を提案する課題などがよく出題されます。
いきなり受けてしまうと、まずうまくいかないので、しっかりと対策しましょう。
具体的な対策としては、以下を学んでおくとよいでしょう。
- フレームワーク（3C、4P分析等）
- 基礎的な数値（日本の人口、面積等）
- 分かりやすい説明の仕方
ただ、いくら対策をしても本番では緊張してしまうもの。
事前にたくさんイメトレをしたり、コンサル特化の転職エージェントなどで模擬面接をしておくことをおすすめします。
atカーニー以外のコンサル会社の検討
コンサル転職を考える際、atカーニーだけにこだわる必要はありません。
他にも似た環境や成長機会が得られるコンサル会社がたくさんあります。
長く活躍する上では、自分自身に合った会社を見つけることがとても大切です。
例えば、マッキンゼーやBCG、ベインといったコンサル会社では、グローバルな案件にも挑戦できます。
またアクセンチュアやデロイトなどの総合系ファームでは、より幅広い業界やテーマに携われるチャンスがあります。
実際にatカーニーで働いている社員から話を聞くなどして、自分に合っているかしっかり確かめましょう。
atカーニーで半年でクビになるか気になる人のよくある質問
atカーニーに関するよくある質問にお答えします。
atカーニーの中途入社は難しい？
atカーニーは社員のレベルが非常に高く、中途入社は決して簡単ではありません。ただ、業務に関連する経験や実績があったり、論理的思考力に長けていれば入社できる可能性は十分にあります。
atカーニーに学歴フィルタはある？
学歴フィルタがあるとは明言されていません。ただし、実際に入社している社員は国公立や有名私立大学の出身者が多い傾向にあるようです。
atカーニーは残業が多い？
atカーニーの平均残業時間は、月に74.4時間というデータもあり、それなりにハードワークが求められることが分かります。
まとめ：atカーニーは半年でクビになる可能性もある
本記事では、atカーニーでクビになる実態や、評価される働き方、転職のコツなどについて解説しました。
コンサルティング業界は厳しい面もありますが、努力次第で大きなキャリアアップが躍できる可能性があります。
興味のある方は、ぜひatカーニーも転職先の1つとして検討してみてください。
コンサル侍僕自身も27歳の時に外資系を含むコンサル会社3社から内定をもらいました。当時使ってた転職テクニックは以下の記事で解説してます↓
参考：メーカーからコンサルに27歳未経験で転職した方法【実体験】
