コンサルはオワコン?今後コンサルがどうなるか解説!

コンサルはオワコン?今後コンサルがどうなるか解説!

コンサル業界ってもうオワコン?」、「生成AIに代替されそう…?

最近コンサル職業について、一部の人から“オワコン”という声を耳にします。

果たしてこれは真実なのか?

また生成AIなど、新しい技術の登場によりコンサルの将来はどのように変わるのか?

本記事では、コンサル業界が本当にオワコンなのか、また今後どのような変貌を遂げるのか、詳しく解説します。

コンサル侍

僕が27歳の時にコンサルに転職した実態については、以下の記事で解説しています。

参考:中途でコンサルは辛い?【27歳でコンサルになった僕が解説】

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目次

コンサルがオワコンと言われる理由

コンサルがオワコンと言われる理由

コンサルがオワコンと言われる理由として以下が挙げられます。

  • コンサルが増えすぎている
  • コンサルで失敗する企業が出てきている
  • 生成AIの登場

コンサルが増えすぎている

ここ数年でコンサルの数が急増しました。

それて伴い、サービスの品質が低いコンサルも増えています。

また「コンサル」という言葉の定義もだいぶ広くなりました。

例えば、SNSでもコンサルを名乗る人たちが多くいますが、経験が浅い人や知識が不足している人も多いです。

質の低いコンサルが増えた結果、業界全体の評価が下がり、「コンサルは役に立たない」との印象が広まっているのです。

もちろん中には、高いパフォーマンスを発揮しているコンサルもいるため、見極めが必要です。

コンサルで失敗する企業が出てきている

最近では、コンサルを起用して失敗する企業も出てきています。

これは裏を返すと、多くの企業がコンサルを使うようになった結果とも言えます。

現代のビジネス環境は過去にないほど複雑化しています。

その結果、多くの企業が外部の専門家、すなわちコンサルに頼る機会が増えました。

・・・

例えば、企業が新しい市場に進出する際にコンサルに依頼し、市場調査から戦略策定までを任すことがあります。

ただ市場参入はいくら入念な準備したとしても、うまくいかないこともあります。

そして失敗事例が増えた結果、コンサルへの風当たりが強くなっているのです。

生成AIの登場

近年最も世の中にインパクトを与えた技術が「生成AI」です。

何を聞いても答えを返してくれる。

まるで魔法のランプです。

その対応力は凄まじく、業務改善や戦略策定など、企業が抱える悩みにも回答してくれます。

コンサルは生成AIに置き換わる

今ではそのように言われています。

事実多くの企業で生成AIの活用が進んでおり、業務に欠かせないツールになりつつあります。

コンサル業界が今後も成長する理由【オワコンではない】

コンサル業界が今後も成長する理由【オワコンではない】

一部でオワコン化すると言われているコンサル業界ですが、実際にそうなる可能性は低いでしょう。

むしろ今後更なる成長が予想されます。理由は以下です。

  • 企業が抱える課題の複雑化
  • 企業の人材不足
  • コンサルによる生成AI活用の進展

企業が抱える課題の複雑化

企業の競争環境は激化しており、課題も年々複雑化しています。

これがコンサルの需要を高める大きな要因です。

企業が直面する問題は、業務効率化などのコスト削減だけではありません。

デジタルトランスフォーメーションやグローバル化の進展、コンプラアンスの遵守など、多岐に渡ります。

これらの問題を社内で解決するのは簡単ではありません。

例えば、企業が海外展開を行うには、現地の法規制や文化まで理解する必要があります。

こういった場面でも専門知識と経験を有するコンサルが活躍します。

このように企業が抱える課題が複雑さを増す限り、コンサルへの需要は増える一方なのです。

企業の人材不足

少子高齢化の日本。

企業の人材不足も深刻化しています。

採用活動が難航し、急速なデジタル化の進展に対応できる人材が不足しています。

そのため、例えばデジタルトランスフォーメーション(DX)に対応するため、コンサルを活用する企業が増えています。

人材は自社で育成すべき」との意見もありますが、それには時間とコストがかかります。

現実的な解決策として、コンサルへのニーズが高まっているのです。

コンサルによる生成AI活用の進展

生成AIがコンサルに置き換わると言う意見がありますが、実際には逆。

生成AIを活用することでコンサルは活躍の幅を広げると考えられます。

例えば、これまでコンサルがデータ分析を行う際には、膨大な時間と労力がかかっていました。

生成AIを使えば時間を短縮し、より精度の高い予測や分析結果を得ることができます。

これによって、コンサルはより高度なアドバイスを行えるようになるのです。

「顧客が直接生成AIを使えばいいのでは?」という意見もあります。

ただ実際には、生成AIを使いこなすためにもノウハウや経験が必要であり、コンサルの方がその点も長けているのです。

コンサル転職がおすすめな理由

コンサル転職がおすすめな理由

僕自身現役コンサルですが、以下の理由からコンサルへの転職はおすすめです。

  • 様々な知識や経験が身につく
  • 給料が高い
  • 転職しやすい

様々な知識や経験が身につく

コンサルになる魅力の1つは、一生使える知識や経験を身につけられる点です。

例えば、顧客の経営戦略やマーケティング、財務、人事などの様々な課題に取り組みます。

毎回異なる課題に取り組むことで、自然と知識が増えていきます。

もちろんその分、忙しかったりプレッシャーが大きかったりすることもあるでしょう。

ただそれ以上に得るものが大きいため、転職市場でも人気の職種となっているのです。

給料が高い

コンサル総じて給料が高いです。

大手コンサル会社であれば、30代前半で1000万円に達することも少なくありません。

特に外資系コンサルなどであれば、普通のサラリーマンでは到達することができない年収に到達できる場合もあります。

今の職場で給料が頭打ちになっている人には、有効な選択肢になります。

転職しやすい

コンサル業界は成長市場のため、比較的転職しやすいです。

世の中のニーズの高まりに合わせて、コンサル会社は採用活動に力を入れています

特にITやDXに関わるプロジェクトは年々増加しており、特に人材が不足しています。

「コンサル会社は採用基準も厳しいのでは?」と思うかもしれませんが、前職の経歴をうまく繋げてアピールできれば、可能性は十分にあります。

興味がある方はぜひ一度チャレンジしてみていただければと思います。

コンサル侍

僕が27歳の時に完全未経験でコンサルに転職した方法は、以下の記事で解説しています。

参考:27歳未経験でメーカーからコンサルに転職した方法【実体験】

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オワコンと思われがちなコンサル業界に関するよくある質問

コンサル業界に関するよくある質問にお答えします。

中身がないコンサルはどうやって見抜く?

提案内容の具体性や取引実績のないコンサルは要注意です。一般論や当たり前のことを並べたて、質問しても的確な答えが返ってこない場合があります。正式発注する前にしっかりと見定めるようにしましょう。

コンサルで落ちこぼれになったらどうなる?

社内で落ちこぼれ認定されると、信頼を取り戻すのに苦労します。なのでまずは落ちこぼれにならないよう意識して取り組みましょう。ポイントとしては、①自責思考になる、②顧客を見て仕事をする、③一人でなくチームで成果を出すようにする、などが挙げられます。

参考:コンサルの落ちこぼれはどうなる?【気になる末路とは】

結論:コンサルはオワコンではない

結論:コンサルはオワコンではない

本記事では、コンサルがオワコンと言われる理由やコンサル業界の成長理由、転職がおすすめな理由などについて解説しました。

コンサルは、誰にでも転職のチャンスがあります。

転職を考えている人は、候補の一つとしていただければと思います。

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この記事を書いた人

コンサル侍のアバター コンサル侍 ITコンサルタント

社会人4年目に完全未経験でメーカーからコンサルへの転職を成功させた、現役のITコンサルタント。
30代前半で年収1000万円達成。現在は会社の採用や教育活動にも従事。
本サイトでは、実体験に基づくコンサルの労働実態や転職方法に関する情報を発信。

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