「ベイカレントに入れたら勝ち組?」、「働いてる人はエリートばっか?」
高年収で近年注目を集めているコンサル会社のベイカレント。
ただ実態がいまいち分からないという人もいると思います。
本記事で、ベイカレントが勝ち組やエリートと言われる理由や実際の働き方、転職する際のポイントなどをわかりやすく解説します。

僕自身も27歳の時に完全未経験でコンサルに転職しました。転職直後に辛かった実体験を以下の記事にまとめています↓
参考:コンサルの未経験中途はきつい?辛い?【27歳でコンサルになった僕が解説】


ベイカレントは勝ち組?エリート?


ベイカレントが「勝ち組」や「エリート」と呼ばれる主な理由は以下です。
- 高年収
- 様々な経験が積める
- 更なるキャリアアップ
高年収
ベイカレントは、高年収企業としても知られています。
2025年2月期の有価証券報告書によれば、平均年収は1,350万円、平均年齢は31.2歳とされています。(参考:タレントスクエア)
コンサル業界の中でも、比較的年収か高い部類になります。
ベイカレントで働くと、このように若いうちから高い報酬を得ることができるため、新卒や転職者の数も近年右肩上がりで増えています。
様々な経験が積める
ベイカレントでは、様々な経験を積むことができます。
プロジェクトの幅が広く、大手企業のDXプロジェクトや新規事業開発、業務効率化など。
企業の課題解決に直結する多様な案件に関わることができます。
そのたびに異なる業界やテーマで課題解決に取り組めるため、多様な知見やスキルが身につきます。
「1つの業界に特化しないので、知識が浅くなってしまうのでは?」という不安に思う方もいるかもしれません。
しかし逆に、複数の業界やテーマを経験することで、どこでも通用する課題発見力や解決力が身につきます。
更なるキャリアアップ
ベイカレントに入社すると、その後のキャリアプランも立てやすいです。
大手企業のプロジェクトに携わる機会が多く、市場価値の高いスキルと経験を得ることができます。
なのでベイカレントで数年働けば、その後の転職活動もスムーズに進む可能性が高いです。
具体的には、ベイカレントで働いた人は他のコンサルファームや事業会社の経営企画、IT部門などへ転職する人が多いです。
長期的なキャリアアップを目指す人にもベイカレントはおすすめと言えます。
ベイカレントの働き方


ベイカレントの働き方がどのようなものか。
以下3つの観点で解説します。
- 常駐プロジェクトが中心
- プロジェクトアサイン
- 激務でないケースも
常駐プロジェクトが中心
ベイカレントの特徴の1つが、常駐プロジェクトである点です。
常駐とは、普段から顧客企業のオフィスに足を運び、現場で直接業務を行うスタイルです。
常駐することで、顧客の課題や要望など、顧客の生の声をリアルタイムで受け取ることができます。
また顧客にとっても、すぐに相談できる存在が身近にいるのは大きな安心材料となります。
例えば、ITシステムの導入プロジェクトでは、進捗が遅れたり、課題が発生した時も、常駐していることで、問題を即座に把握し、対応することができます。
このように常駐型プロジェクトには多くの利点があります。
プロジェクトアサイン
ベイカレントにおけるプロジェクトアサインの特徴として「ワンプール制」が挙げられます。
ワンプール制とは、特定のチームや業界に縛られず、社内のコンサルタント全員がそれぞれの適性やスキルに合わせて案件にアサインされる仕組みです。
例えば、金融業界のプロジェクトに参画した後、次はITやメーカーといったまったく別の業界に関わるケースも珍しくありません。
この仕組みにより、さまざまなプロジェクトにチャレンジしやすい環境になっています。
自身の希望や成長したい方向性を上司に伝えることで、自分のキャリアに合ったプロジェクトに入れることもあります。
「専門性が付きづらいのでは?」という声も聞かれますが、そのあたりは積極的に自分の希望を伝えることで改善が可能です。
激務でないケースも
「コンサル=激務」というイメージがある人も多いかと思います。
ただ、実際の忙しさはプロジェクトごとにガラッと変わります。
顧客の定時が17時や18時なら、その時間に退社するケースも珍しくありません。
実際にベイカレントの月間平均残業時間は22時間(2024年2月期)とされています。
社員の口コミを見ていても月45時間の上限残業時間は厳格に守られているとされているので、コンサル業界の中では比較的落ち着いた働き方ができるかと思います。
もちろん繁忙期は定時帰りとはいきません。
ただ、「激務すぎる」というイメージは持たなくて大丈夫です。
勝ち組のベイカレントに転職する方法


ベイカレントに転職する際のポイントとして、以下の3点が挙げられます。
- コンサル特化の転職エージェントを使う
- アピールポイントの明確化
- 自分に合った会社を選ぶ
コンサル特化の転職エージェントを使う
コンサル業界への転職を目指す場合は、コンサル特化の転職エージェントを使うのがおすすめです。
一般的な転職エージェントとは違い、各コンサル会社ごとの特徴や選考のポイントを熟知したアドバイスがもらえます。
またコンサル会社に関する非公開の優良求人も揃っています。
公式サイトでは見つけられない求人と出会うためにも、活用をおすすめします。
僕自身複数のエージェントを使ってきましたが、おすすめは以下です。



僕自身MyVisionを使ったことがありますが、担当者がコンサル業界にめちゃくちゃ詳しくて、とても助かりました↓
参考:MyVision(マイビジョン)を僕が使った体験談!コンサル特化転職エージェントの評判は?


アピールポイントの明確化
転職活動で大事なのは、自分のアピールポイントを具体的に示すことです。
ベイカレントなどのコンサルファームは、前職の経験をしっかり評価します。
だからこそ、これまでの実績や強みがコンサルの現場でどう活きるか。クリアに言語化できるかどうかが合否を分けます。
例えば、営業経験者なら顧客との調整力や課題発見力、エンジニアならシステム理解と技術視点での課題解決力などが強みになり得ます。
またこれらの強みを具体的なエピソードと数字でズバッと示せると良いです。
「コンサル経験がないから無理」と尻込みする必要はありません。
むしろ多様なバックグラウンドこそ求められています。
自分の強みを掘り下げて、転職活動にチャレンジしましょう。
自分に合った会社を選ぶ
自分に合った会社を選ぶことは、とても大切です。
ベイカレントは魅力的な環境ですが、誰にとってもベストな職場とは限りません。
価値観や理想のキャリアパスが違えば、働きやすさもやりがいも変わります。
なので転職時には、ベイカレントにこだわらず複数のコンサル会社を受けることをおすすめします。
日系と外資系、戦略コンサルとITコンサルなど。コンサル会社の中にもさまざまな種類があります。
人生の一大イベントの転職活動だからこそ、自分の理想とコンサル会社の特徴を照らし合わせて、じっくり考えましょう。
また転職エージェントに相談すると、第三者の視点でアドバイスがもらえるのでおすすめです。
ベイカレントが勝ち組か気になる人のよくある質問
ベイカレントに関するよくある質問にお答えします。
ベイカレントはきつい?クビになる?
ベイカレントは一流のコンサル会社のため、時にはきついこともあります。ただクビになることはほぼありません。日本の労働法で守られているためです。
ベイカレントとアクセンチュアはどっちがいい?
どちらがよいかはあなたの特性によります。ベイカレントはプロジェクトの自由度やスピードを重視する傾向があり、主体的に動きたい人には向いている環境です。一方、アクセンチュアはグローバルな案件に強く、体系化された教育制度が整備されています。
ベイカレントの転職で後悔しないためには?
ベイカレントに転職して後悔しないためには、自分のキャリアの目標や働く価値観を事前にしっかり整理しておくことが大切です。高年収や多様な経験は魅力ですが、その分プレッシャーや期待も高くなります。自分がなぜコンサルとして働きたいのか、その理由を明確にすることで、入社後のギャップを感じにくくなります。
まとめ:ベイカレントは勝ち組と言える


本記事では、ベイカレントの年収やキャリア形成、働き方、転職方法などについて解説しました。
コンサル業界には多様な働き方や選択肢があり、自分に合った会社を選ぶことも重要です。
少しでも興味がある方は、ぜひ転職先の選択肢の1つとして検討してみてください。



僕自身27歳の時に未経験でコンサル業界に転職しました。コンサル会社3社から内定をもらった転職テクニックを以下の記事で紹介してます↓
参考:メーカーからコンサルに27歳未経験で転職した方法【実体験】

